真宗講座
 (2017/3/20更新)                      講師:渡辺頼陽(光西寺副住職)

  2017年度の真宗講座についてお知らせいたします。本講座では昨年度に続き、今年も浄土真宗中興の祖である蓮如上人(1415-1499)の書かれた『御文章』を読んで参ります。この『御文章』とは、蓮如上人が親鸞聖人の教えを分かり易く手短に手紙の形にまとめたもので、さまざまな地域の多くの人々に布教するために作成されたものです。現代人にとっても比較的読みやすく、浄土真宗の教えを大づかみに理解して頂くために有用なテクストであると思われます。それぞれの手紙は長いものではありませんし、テーマも重複するものが多くあるため、途中からの参加であっても数々の手紙を読むうちに浄土真宗の教えの基本をご理解頂けるようになると思われます。ですから昨年参加されておられない方々も心配せずに御参加下さい。ちなみに本年度は諸般の事情により講座を行う曜日が、各月の第2月曜日へと変わっております。昨年、御参加頂いた方々はご注意下さい。
 さて本講座の進行スタイルについてです。昨年度は皆さんに輪読して頂き、それに講師が解説を加えながら全てのお手紙を読む、そして思いついた疑問等があればその場で発言頂き話し合うというものでした。ただ『御文章』に収録されるお手紙はその趣旨が重複するものが多いこと、そしてこれは悦ばしい悩みであったのですが、議論が闊達に行われると手紙を読み進めて行くペースが上がらないことが講座の進行上で注意すべき点として見えて参りました。ですから今年度は予め講師が読むべきお手紙を指定します。各回の講座で二・三通のお手紙を読ませて頂き、今年度の内に『御文章』を概観し終えることを予定しております。また講座の時間は2時間30分ですが、その内、最初の1時間30分をお手紙の輪読・解説に充てさせて頂き、その後に質問や話し合いを行いたいと思います。
 本年度第一回目の講座で読ませて頂くお手紙をこの場で紹介させて頂きます。本年度、第一回目に読ませて頂くのは、『御文章 二帖』の「十四通目」(『浄土真宗聖典』1130頁)と「十五通目」(『浄土真宗聖典』1132頁)の二通です。初めて参加される方は、これを気にされず手ぶらでご参加ください。印刷物等を配布させて頂きます。
 最後に本講座の参加資格や必要なものについてのお知らせです。本講座の参加資格は特に何もありません。男女年齢問わず、どなたにもご参加頂けます。ただし、テキストを読むことが必須ですので、まだお持ちでない方には『浄土真宗聖典』をご購入して頂かなくてはなりません。これが唯一の参加条件であります。